紫外線スタイル

紫外線を知ろう

太陽から出されている光の中には、見えない紫外線があります。日焼けをしたり、シミの原因となったりと、とても悪いイメージばかり知られていますよね。人間の身体には欠かせない存在で、治療などにも紫外線が使われるなど、良いこともあるのですが、日常生活をおくるときには紫外線にはかなり気をつけなければいけません、直射日光に当たらなくても、普段の生活だけで身体に必要な紫外線は十分にとりいれられているのです。

紫外線っていったい何?

紫外線は、少量であれば私たちの身体にとっては良いものなのですが、最近の地球環境により、紫外線の量が多くなってきたため日光浴をすることは勧められなくなりました。普通に生活をしているだけでも、室内にいても太陽の光で明るい場所にいれば身体に紫外線は受けているものなのです。必要以上に紫外線を浴びることは身体によくないという結果が出されています。

紫外線の種類

太陽の光も、電球の光もすべて波や粒から作られています。波がどのようにできていくかを、波長と呼んでいます。長い波長と短い波長では、色の付きかたもかわります。私たちに見える光の波長の代表例は虹です。虹は、赤→黄色→緑→青→紫というように赤から紫にかけての光が色で示されています。目に見える光は、可視光線と呼ばれており、見えない光も存在しています。紫色に見える光は、とても波長が短いのですが、それよりももっと短い波長を持つ光を紫外線と呼んでいます。紫外線には、日焼けの原因となるUV-AやUV-Bと、殺菌作用を持つUV-Cがあります。それぞれの紫外線には良い所と悪い所を兼ね備えているため、すべての紫外線が悪いというわけではありません。

人間と紫外線

紫外線を浴びすぎると身体に良くないということは、知られていますよね。地球ができたときには大気が存在しておらず、紫外線が地表に降り注いでいました。そのため、海の中にしか生物がいなかったというのは、紫外線が有害なものだったということがわかっています。その点、植物は生物が地上で暮らす前からずっといるため紫外線に強いのでしょうね。人間は、もともと太陽の下だけで暮らしてはいませんでした。木陰であったり洞窟であったりと常に影になっている場所を求めていたのは、太陽の光を避けるためだったのかもしれません。

動物と紫外線

人間には、紫外線と呼ばれる波長が400nm以下の光を見ることができません。しかし、鳥類、爬虫類、魚類などおおくの生物は、紫外線を見ることができると研究から明らかになりました。人間を含む哺乳類は紫外線を見ることができないため、色の見え方も限られています。真っ暗な闇の中で餌を見つけることができる動物も、鳥が夜になると見えないとうのも人間にはない能力なのです。動物たちは、私たちに見る事ができない世界を感じているのですね。

天気による紫外線量

晴天の日は、太陽の直射日光があるために私たちは紫外線対策として日焼け止めを塗ったり防止をかぶったりと気をつかうことになりますが、曇りの日はどうですか? 太陽の光が直接見られずに、薄い曇りの日でも晴れている日の紫外線の80%が地表に届いていると言われています。厚めの雲がかかっている日でも、晴天の日の半分ほどの紫外線が降り注いでいるのです。雨の降っている日では、20%程度の紫外線量です。天気によって紫外線の量はぜんぜん変わってきますが、太陽の出ている時間に外出する際には紫外線は避けられないものだということを忘れてはいけません。

春から注意!

太陽の1番多く出ている時期はいつか覚えていますか? 気温の高い8月ではなく、6月です。梅雨の時期ということもあって、日が差している時間が短いように感じられますが、実際は、6月下旬から7月上旬にかけて紫外線量が1番多いのです。1日で太陽の出ている時間が一番長い夏至のときですね。桜の咲き始める頃からどんどん量が増え始め初夏がピークとなります。やはり紫外線は太陽光から出るものなので、日射時間と比例しているのですね。

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