紫外線スタイル

赤外線と紫外線の違い

紫外線対策という言葉は良く聞かれると思いますが、赤外線も出回っている言葉です。この2つは両方とも太陽から放出している光の中の一部です。光の波長の長さによって分けられているのです。

波長の関係

太陽光からの波長は、とても短いものから長いものまであります。波長が400nm(ナノメートル)以下の光を紫外線、760nm以上の光を赤外線と呼びます。ナノメートルの単位はメートルの10億分の1です。光というのがとても短い波長を持っていることがわかりますね。

赤外線の特徴

紫外線は、人間の目には見えないものでしたね。それは赤外線も同じです。空気も見えないように、光も見えないものがあるのです。見えない光なのですが、この2つはぜんぜん違う役割を持っています。

紫外線

紫外線は、私たちの身体において少量だけ必要なものとして考えられています。紫外線を多量に浴びることは、老化を促進してしまいます。人間の皮膚の細胞を傷つけてしまうからです。日焼けをしてしまうのも、紫外線があるからなのです。

赤外線

紫外線と比べると赤外線は、人間の身体にとって良いことばかりかもしれません。太陽光からの赤外線は人間に害が無いのです。逆に地表を暖めるという作用があるので、植生物が生きていくうえでは欠かせないものとなっているのです。暖房機器に使われていることが多いですね。赤外線は、紫外線よりも早くに発見されました。すでに発見されていた光の可視光線(虹色)の赤色の外側にも、温度が上がっていく見えない光があるということを見つけ出したのです。

近赤外線

赤外線の中でも、私たちの目で見ることのできる赤色の光に一番近いのが近赤外線です。これは、あまり使われてはいません。人の気持ちを不安定にさせたりすることもあるのです。また、暖める力が少し強すぎて人間の身体を熱くし過ぎてしまうため低温やけどにもつながるのです。

遠赤外線

赤外線の中でも、波長の長い光を遠赤外線と呼びます。赤外線は熱を放射している光でしたが、遠赤外線も同じ働きを持っています。しかし、直接熱を出しているわけではなく、電磁波が出されているのです。この電磁波があることで、物や人間の身体に吸収されて熱へと変化します。でも、遠赤外線では金属を暖めることができません。電磁波なので、水分が含まれていない無機質の金属には反射されてしまうのです。

赤外線を利用した商品

遠赤外線の力を利用したサポーターなどを見たことがあると思います。ひじやひざなどに遠赤外線が使われているサポーターをすると、その内部が温められていくのです。体温が上がると、身体の中では一定の体温に保とうとする力が働き始めて血行促進につながります。そのため、毛布や冬用の服などには遠赤外線効果を利用したものがどんどん発売されています。サウナやストーブなどの身体を温めるための電気製品にも、赤外線は使われており、体内を暖める効果を発揮しています。コタツの暖かさも赤外線を利用したものですね。でも、赤外線には色が付いていないのに赤オレンジの光を放っています。あれは、熱が出されているがどうかを確認するために、色をつけているのです。赤い色は暖かいイメージをアップさせる色でもあります。

赤外線に近いマイクロ波

電子レンジに使用されているマイクロ波を知っていますか? 赤外線と電波の間の波長を持っているのがマイクロ波なのです。でも、マイクロ波や電波は人体に悪い影響を及ぼす恐れがあるとされています。電子レンジの中に人間が入ってしまったら大変なことになりますからね。また、遠赤外線と同様にマイクロ波では金属を暖めることができません。電子レンジは、お皿にラップをして暖めますが、アルミホイルを使った場合、電磁波(マイクロ波)がアルミホイルに反射してしまって中のものを暖めることができません。電磁波も用途に応じて使い分けられているのですね。

赤外線と紫外線の違い