紫外線スタイル

紫外線って?

紫外線は太陽からの光の5%ほどの割合である光線で、英語で「Ultraviolet(ウルトラバイオレット)」とよばれています。良く使うUVという言葉はここから来ているものです。紫外線(UV)を浴びても大丈夫なようにと私たちはケアを行っていますが、いったい何が身体に良くないのでしょうか? 直射日光を浴びていなければ大丈夫? ということではありません。太陽の光が入って明るい場所であれば、日陰であっても室内でも紫外線は身体に侵入してきます。

光の波長

太陽や蛍光灯から出ている光は波長を持っており、私たちの目に見えるものと見えないものに分けられます。目に見える光を可視光線と呼びます。波長が400nm(ナノメートル)以上760nm以下の光です。虹の色を思い浮かべてみてください。赤からむらさきにかけての七色の光を見ることができますよね。あれは、可視光線の色なのです。波長が400nm以下の光は、目には見えない紫色で紫外線と呼ばれています。また、赤よりも長い波長、760nm以上の光を赤外線と呼びます。10nm以下の波長を持っている光はX線やγ線となります。波長が短いほど身体への影響が大きいのですが、自然界では多く存在していません。

太陽の光

太陽からの光は私たちの生活にとって大変必要なものです。地球に存在している植生物のほとんどが太陽の光があることで生きていけるのです。植物は、太陽の光を受けることで光合成をして生きています。人間の身体では太陽が出てくることで、朝夜を感じることができ、新陳代謝が良くなると言われています。体内では作り出すことのできないビタミンDを、太陽光からの紫外線によってつくりだしています。

紫外線の波長

太陽光の中に含まれている紫外線は私たちの目に見える光、可視光線よりも波長が短く、大きなエネルギーを持っています。このエネルギーが、身体の表面の細胞を消失させたり、傷つけたりしてしまう原因にもなります。しかし、紫外線は身体に必要な栄養を作り出すこともありますし、治療にも用いられているため、悪いことばかりではありません。光の波長がとても短く、電磁波とも呼ばれます。

紫外線の波長による違い

紫外線は浴びすぎると私たちの身体に影響があるものなのですが、波長の長さの違いで種類があります。それぞれの役割というものが存在しているのです。肌に直接のダメージを与えるのは、UV-A波とUV-B波だと言われているのですが、良い所も悪い所もあるので紫外線は困りものですよね。

UV-A波(321〜400nm)

私たちが住んでいる地球の表面まで届く紫外線がUV-Aと呼ばれるものです。紫外線の中では波長が長く、私たちの生活の場まで直接とどいてきます。曇っている日でも、部屋の中でカーテンや服を通す紫外線です。そのため、どのような天気のときでも地表までたどり着いてきます。紫外線の3種類の中で1番量が多く、全体の90%を占めているのがUV-A波です。人の皮膚や細胞を活性化させる役割もあるのですが、浴びすぎるとシワができる原因にもなります。

UV-B波(281〜320nm)

UV-Bは、人間の身体に悪影響を及ぼす原因となる紫外線です。本来ならば、地球表面に広がっている大気、オゾン層を通るときに吸収されて私たちの住んでいる場所まではほとんど通って来られないものでした。しかし地球の環境問題のひとつであるオゾン層の破壊が原因となってUV-Bの量がどんどんと増えているのです。UV-Bの紫外線の一部が地表まで届いてきます。シミなどができる原因となる紫外線です。

UV-C波(280nm以下)

紫外線の中でも、太陽光にあるUV-Cは私たちのいる地表にはとどきません。大気層を通り過ぎることができないのです。オゾン層の破壊が環境問題となっていますが、大気層が存在している間は、人間に影響がありません。ただ、このUV-C波には殺菌効果があり、人工的にUV-C波を用いた治療などが施されています。

紫外線って?